ニキビのできやすい場所の中でも、特に気になるのがあごや口の周りにできるニキビです。あごにニキビができてしまうと、つい気になって指先でいじって潰してしまうので、治ったあとも消えない痕になってしまうことも多くなってしまいます。あごにニキビができやすい原因としては、あご部分は比較的に皮膚が薄いということと、毛穴がたくさん集まっていることが挙げられます。
あごニキビができるのは、主に精神的なストレスを受けてしまうことで、体内のホルモンバランスが崩れるためです。あごニキビは男性・女性ともに出やすくなっており、女性の場合は精神的なストレスと生理前のホルモンバランスの崩れ、男性の場合はヒゲそりをしないなど清潔な環境を維持できないことが原因です。
また、あごは長い髪の毛の人の毛先が触れやすい部分でもあります。髪の毛には外界の雑菌が付着しやすいので、これがあごの弱い皮膚に影響を与えることがあると言われています。もしあごのニキビが気になる人は、髪型を短くしたりするなどあごに触れないようにする工夫も大事です。
あごニキビは、思春期によく出ていて一度は治った人が、20歳を過ぎたあとで突然同じように発生するようになるという特徴もあります。20歳を過ぎてから最発生したあごニキビはなかなか治りにくいという傾向があるようです。あごニキビはストレスを感じている印でもあります。治療や改善のためには、食生活や生活スタイルを見直すことが必要です。
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